コラム

印鑑証明書の有効期限

実印を証明するために印鑑証明を発行した時、ふと不思議に思ったことはないでしょうか。それは、発行した印鑑証明はいつまで利用することができるのか、というものです。

印鑑証明の有効期限については、ぜひ覚えておきたい知識なので、調べておくとよいです。

有効期限と用意するタイミング

発行された印鑑証明自体の有効期限はありません。基本的には、いつまでも有効ということがいえますが、印鑑証明を確認する側が、有効期限を設けている場合があるので注意しましょう。

印鑑証明自体に効力があっても、例えば契約する不動産会社が30日以内のもの、という制限を設けている場合、これ以降のものは無効となってしまいます。相手方も信頼性を確認するために印鑑証明を提出してもらうわけですから、発行からあまりにも時間が経った印鑑証明だと不安に感じてしまうのです。

このようなことから、前もって印鑑証明を用意しておくというのは、無駄になってしまう可能性があります。実際に必要になってから印鑑証明を用意することで、相手方が指定した期日内のものを用意することができるでしょう。

印鑑証明書の発行と注意点

実印登録をする際には、本人以外の方の場合、本人の委任状が必要になってきます。しかし、印鑑証明については、印鑑登録証があれば、代理人であっても委任状なしに発行することができます。これは、本当に代理人に印鑑証明を頼む場合には便利なシステムなのですが、このシステムを悪用された場合には注意が必要です。

代理人が印鑑証明を発行するためには、実印の持ち主の個人情報が必要になりますので、個人情報の管理には細心の注意を払う必要があるでしょう。実印や印鑑証明は、非常に重要なものなので、保管方法にも気を配る必要があります。例えば、上に挙げた印鑑登録証は個人情報のわかるマイナンバーカードや免許証などと一緒に保管しないことをおすすめします。この2つがあれば、印鑑証明を悪用することも可能となっています。

また、人によっては実印を自宅に保管しておくのではなく、銀行の貸金庫に預けるような場合もあって、不安なので銀行に預けたいと思っているなら、各銀行に問い合わせてみるとよいでしょう。貸金庫の料金を教えてくれるはずです。そして、実印と印鑑証明をセットにして保管するのも危険で、実印と印鑑証明があれば、お金の大きく動く取引などもできてしまいますので、基本的には別々に保管しておくものです。

このように印鑑証明や実印の重要度がわかれば、扱い方も自然とわかってくるのではないでしょうか。